二度目の甲斐駒ヶ岳は黒戸尾根より山頂を目指す。黒戸尾根は日本三大急登の一つに数えられ、標高差2,200mのロングコース。一度は登りたいと思い、天気は悪かったが決行する。山岳信仰の山だけあり、登山道には多くの石碑や祠、剣などが見られた。
竹宇の登山口に向かう車道よりこれから登る黒戸尾根と甲斐駒ヶ岳。 |
竹宇登山口。大きな駐車場である。 |
尾白川の吊橋を渡り出発する。 |
笹の平付近の登り。汗が噴き出る! |
前屏風ノ頭あたりで休憩。富士山が見える。 |
難所の刃渡り。鎖も付いていて危険は感じられなかった。 |
刀利天狗あたりからイワカガミの群落が至るところに見れる。こんなにイワカガミが咲いているとは思わなかった! |
刀利天狗の神社 |
黒戸山を巻いて進む。今ルート初めての平坦な道。 |
五合目より |
五合目を過ぎると、梯子と鎖場が連続する。 |
屏風岩を過ぎると、高度感ある岩稜の吊橋が現れる。 |
黒戸尾根一番の危険な岩場を通過。 |
七丈小屋の天場。第二七丈小屋のすぐ上にある。 |
天気予報では雨の予報。山頂を目指す。 |
八合目御来迎場への登りから。剣と後方に伸びる黒戸尾根。 |
八合目御来迎場に着くも、ガスが湧きあがり視界はない。 |
垂直の岩場。足場があり難なく登れる。 |
岩峰に刺さる剣 |
霧雨に濡れるチングルマ |
キバナシャクナゲ |
霧が一瞬抜け、山頂方面が見える。 |
二日間かけ急登の黒戸尾根を登り山頂にたつ。視界はゼロであった。お参りし直ぐに下山。 |
七丈小屋に戻り、雨風のなか急いでテントをたたみ下山。途中の五合目付近の吊橋も濡れて慎重に歩む。 |
下山時もイワカガミを眺めながら降る。 |
刃渡りを過ぎた辺りから、雨もやみ陽もさす中、下山する。 |