北アルプスの最奥地の雲の平へ向かう。8月下旬であったため高山植物は期待できなかったが、天候に恵まれ黒部源流の名山がすべて見渡せ素晴らしかった。何処から入山しようか迷ったが、折立から入山して太郎平を起点に黒部源流の山々を周回、黒部五郎・鷲羽岳・水晶岳と縦走し雲の平へと向かう。
北陸道を走り富山県側から回って11時に折立に到着する。十三の塔慰霊碑にて無事を祈り歩き始める。 |
太郎坂での巨木 |
急登を登り、三角点のベンチで休憩。夏空の良い天気、汗が噴き出る。 |
整備された歩きやすい道を、太郎小屋へ向かう。 |
太郎小屋で休み、テント場の薬師峠へ向かう。前方に薬師岳が見える。 |
一日目の宿泊地、薬師峠のテント場。綺麗なトイレ・水場・売店もある。 |
二日目の朝。これから歩く稜線、太郎平から北ノ俣岳を眺める。 |
薬師沢と北ノ俣岳への分岐。右に進み北ノ俣岳へ。四日目、左の薬師沢から戻ってくる。 |
早朝の気持ちの良い風が吹く中、北ノ俣岳への稜線の道を進む。 |
北ノ俣岳の肩まで登ると、黒部五郎岳がよく見える。 |
山頂へ稜線上の草原の道を進む。初夏、高山植物が沢山見られるのであろう。 |
北ノ俣岳を越え、黒部五郎岳へ広々した稜線。ガスが湧き始める。 |
稜線を振り返ると、北ノ俣岳と薬師岳が見える。 |
赤木岳付近まで進む。黒部五郎岳への稜線を眺めながら歩く。 |
中俣乗越付近より。黒部谷を挟んで、雲の平と鷲羽岳・水晶岳を眺めながら歩く。【拡大】 |
中俣乗越付近、沢山の高山植物が咲いていた。よく見かけたトウヤクリンドウ。 |
黒部五郎岳への登り。ガスが湧く。 |
ガレ場の登りが続く。 |
黒部五郎肩まで登り切る。山頂へは、あと一息。 |
登り切った急登と、歩いてきた稜線。 |
ガレ場の狭い黒部五郎岳山頂から、カールをのぞき込む。 |
山頂に立つと、ガスが晴れる。明日登る、鷲羽岳を望む。 |
肩まで戻り、五郎カールを降っていく。 |
カールに降り立つと、巨岩と小川が流れる美しいところ。 |
まだチングルマも咲いていた。 |
黒部五郎小舎へと進む。 |
なかなか到着しなかった黒部五郎小舎で、冷たいリンゴを購入しお昼休憩。 |
黒部五郎小舎周辺の景色。 |
小屋から三俣蓮華岳へは、樹林帯の登りになる。 |
稜線に出ると高山植物が見られる。ハクサンイチゲ |
イワカガミ |
タカネニガナ |
振り返ると、カールと黒部五郎岳の絶景【拡大】 |
三俣蓮華岳へと進む。 |
鷲羽・水晶岳の稜線を眺めながら歩く。 |
三俣蓮華岳近く、登山道に雷鳥が現れる。 |
三俣蓮華岳山頂 |
三俣小屋テント場より |
空が赤く染まり、鷲羽岳が見え始める。 |
早朝歩きはじめ、鷲羽岳へガレ場の急登。 |
早朝の為暑さもなく、思ったより早く山頂に着く。【黒部源流の向こうに黒部五郎岳:拡大】 |
鷲羽池と槍ヶ岳【拡大】 |
山頂で30分程展望を眺め、ワリモ岳へと進む。 |
稜線上でのイワギキョウ |
ワリモ北分岐でリュックもデポし、身軽で水晶岳へ向かう。 |
水晶小屋へ向かう途中のお花畑。 |
水晶小屋から水晶岳へ。 |
岩場を乗り越え水晶岳山頂へ。 |
狭い山頂から、北側の赤牛岳への稜線。 |
雲の平と黒部五郎岳 |
ワリモ北分岐へ戻り、祖父岳へと向かう。 |
だだっ広い祖父岳山頂。名山が見渡せる大展望【黒部五郎岳と北ノ俣岳:拡大】 |
祖父岳から鷲羽岳 |
大きな岩が点在する雲の平への降り。 |
雲の平に降り立つ。 |
テント場へ、木道の長い道を進む。 |
雲の平の木道より水晶岳。【拡大】 |
テント場へ到着する。 |
テント設営後、雲の平散策に出かける。 |
新しくなった雲の平山荘で、カレーライスを注文しお昼休憩。 |
祖母岳まで足を延ばす。 |
雲の平は、果穂になったチングルマがあちらこちらで見られた。 |
夜中、空を見上げると、無数の星が輝いて印象的であった。四日目、黒部五郎岳を見ながら朝を迎える。 |
雲の平を横断し、奥日本庭園より。後方に見える薬師岳。 |
雲の平の西の端、アラスカ庭園。前方に黒部五郎から薬師岳への稜線を眺めながら歩く。 |
木道の末端まで来る。ここより薬師沢まで急な降りの始まり。 |
大きな岩がゴロゴロした急な降り。滑りやすく何度か滑ってしまう。 |
沢音が聞こえ、ようやく薬師沢まで降ってくる。小屋で休憩し、太郎平まで今度は登りである。 |
開けた草原のカベッケヶ原 |
薬師沢沿い、夏の花がまだ咲いている。 |
最後の吊橋で休憩し、ここより登りである。 |
この辺り、よく見かけたトリカブト |
炎天下の中での登り。太郎小屋が見えてくる。 |
小屋で食事を摂り、折立まで下山。四日間無事に完歩でき感謝。 |