未踏の山、塩見岳へ最短ルートの鳥倉林道から往復する。
当初は南アルプス南部の山、聖岳へ登る為、便ヶ島へ向かう林道入口まで来るが、土砂崩れで通行止めになり先に進めなくなる。事前に確認すべきであったが、登山口も近い塩見岳へ変更することにする。西峰と東峰からなる塩見岳山頂からは甲斐駒ヶ岳から聖岳まで南アルプス連山をずらっと見渡せた。
険しく長い国道152号を運転し、ようやく鳥倉林道登山口に到着する。小雨の中、出発する。 |
30分程歩き、林道終点。ここから、登山道に入る。 |
南アルプスらしい樹林帯の山道を登っていく。 |
豊口山間のコルまで登る。 |
三伏峠まで標識があり、目安になる。 |
雨脚が激しくなる中、沢沿いのガレ場を慎重に進んで行く。 |
三伏峠まで距離は短いが、雨の中の歩行で疲れがたまる。 |
雨の中急いでテントを設営する。明日は夜明け前に出発予定の為、早めに就寝する。 |
二日目、サブザックで塩見岳往復し下山する長丁場である。夜明け前に出発し、三伏山へ登ると目標の塩見岳が始めて見える。雲一つない快晴である。 |
三伏山から直ぐに樹林帯に入り、本谷山へ進んでいく。まだまだ塩見岳へは距離がある。 |
1時間程歩き、予定より早く本谷山へ着く。本谷山頂より中央アルプス連山が雲海の向こうに見える。 |
本谷山を過ぎると、再び樹林帯の道になる。木々の間から、だんだん近くなる塩見岳が見える。 |
塩見小屋へトラバース気味な平坦な樹林帯の道を、速足で進んで行く。 |
大幅に時間短縮でき、塩見小屋へ到着する。小屋前でゆっくり休憩し山頂を目指す。 |
小屋裏の頂からは、塩見岳の展望台である。 |
今までの樹林帯の道から変わって、山頂まで岩稜帯の険しい登りになる。 |
天狗岩付近の、岩場を登っていく。 |
天狗岩の岩稜を通過し振り返る。 |
晴天の中、塩見岳西峰へ登頂する。 |
西峰から5分程し東峰山頂。ゆっくり展望を眺め休む。 |
東峰から西峰 |
仙塩尾根から間ノ岳と北岳 |
富士山 |
南部の主峰・赤石岳と荒川岳 |
山頂で展望を堪能し下山する。 |
塩見小屋まで降り、振り返る。 |
本谷山より、朝は逆光だった塩見岳がきれいに見える。 |
三伏山まで戻ってくる。塩見岳までの稜線が一望できる。【拡大】 |
昼過ぎまでに、テント場へ戻って来られる。テントをたたみ鳥倉林道へ降り始める。 |
無事下山する。 |