8月、何とか連休を取れて一泊二日で八ヶ岳の権現岳から赤岳のキレットを歩く。
権現岳から標高差275m下降しキレット小屋で幕営、翌日は赤岳へ標高差459m登り返す。北アルプスの大キレットや不帰キレットよりは難易度はないが、長い梯子などがある岩稜帯の長丁場の縦走路である。
天女山駐車場から10分程登ると、展望の良い「天の河原」に着く。富士山が良く見える。 |
暑い中、汗をかきながら前三ツ頭への急坂を登る。 |
ようやく、前三ツ頭の頂が見えてくる。 |
登り始めて三時間、前三ツ頭の山頂。次の頂の三ツ頭が見える。 |
さらに一時間登り、三ツ頭より編笠山。 |
権現への稜線にガスが湧きはじめる。 |
稜線上のトウヤクリンドウ |
権現岳山頂の岩峰が見えてくる。展望も良くないため、岩峰は巻いて進む。 |
ガスの合間に見えた、キボシへの稜線 |
キレットへガレ場と鎖場の降りが始まる。 |
旭岳への長い梯子。風があり梯子が揺れて、手に汗を握りながら恐る恐る降りる。 |
ガスが湧きあがる旭岳への稜線 |
一度降り、旭岳へ岩場の登り。 |
一瞬だが、赤岳が姿を現す。 |
難所を過ぎ、ツルネへの緩やかな登り。 |
ようやく17時前に、キレット小屋のテント場に到着する。展望もなく長く感じた。 |
キレット小屋を7時に出発。曇気味の天気の中、天狗尾根の岩峰を見ながら歩き始める。 |
赤岳へはガスが掛かっているが、振り返ると青空の中に権現岳が見える。 |
ガレ場の登り、小天狗へ鎖場を登っていく。 |
権現岳は晴れていて、歩いてきた稜線までよく見えていた。 |
赤岳へ難所の岩稜を乗り越えて! |
山頂に近く青空も見え始める。 |
岩稜に咲くコマクサ |
竜頭峰を過ぎると、雲の上にでて山頂へ視界が開ける。 |
ガスの湧く中、四度目の山頂。 |
竜頭峰まで戻り、真教寺尾根のガレ場の急降下の降りが始まる。 |
鎖場もある急勾配の降りで、一気に標高を下げていく。 |
扇山へ近づくと平坦な道に変わり、緊張度が和らぐ。 |
樹林帯の牛首山の山頂 |
長い真教寺尾根を降り、賽の河原に着き振り返る。 |
羽衣池から天女山へ長い山腹を歩く。途中の川俣川で汗を拭う。 |
牧場の脇を富士山を見ながら、駐車場へ歩いていく。 |