4連休をとり北海道の北端、利尻島・礼文島に出掛ける。利尻島に一泊・礼文島で二泊の計画。一日目は新千歳経由で利尻島に上陸する。沓形の民宿で一泊し二日目に利尻山へ登頂する。天気予報も利尻・礼文島は二日目から天候回復する予報である。
一般的には鴛泊コース往復だが、沓形コースから登り鴛泊コースへ下山する。沓形登山口までは民宿で送ってもらい山頂を目指した。
渋滞でギリギリに羽田空港に到着し、14時半に利尻島に降り立つ。タラップを降りると屹立した利尻岳が出迎える。東側の空港は晴れて利尻山が見えるが、宿泊地の西側の沓形は霧雨だった! |
沓形の民宿の好意で、空港と沓形五合目登山口まで送迎をしてもらう。天気は回復の予報であるが、小雨の降る中歩き始める。 |
どんよりと曇り空の中、正面に利尻山を見ながら登っていく。 |
ゴゼンタチバナが咲きほこる道を進んで行く。 |
七合目を過ぎ、予定より早く礼文岩まで来て休憩する。天気も回復しそうだ。 |
青空も見え、沓形港と利尻の海を見下ろす。 |
「夜明しの坂」を過ぎ、これから進む沓形の稜線を眺める。 |
チシマフロウ |
八合目を過ぎるとハイマツ帯の急登。 |
九合目手前、ヨツバシオガマが咲きほこる道を進む。 |
予定より早く三眺山に着く。山頂からは利尻山の岩稜が目の前に迫る。 |
三眺山山頂に咲きほこるエゾツツジ |
三眺山からはガレ場の難所が続くが、色とりどりの高山植物が目に入る。 |
背負い投げの難所を過ぎ、三眺山を振り返る。 |
始めて見るエゾチドリの花が沢山咲いている。 |
鴛泊コース分岐へは、ザレ場のトラバースが続く。 |
今回不安であった、親不知小不知の難所! |
ガレ場が三ヶ所続き、最後のガレ場。ここが一番、緊張しながら通過する。 |
難所を過ぎ、分岐まで一登りする。 |
登山道脇の広がる、エゾイチゲの群落。 |
鴛泊コース分岐に合流すると、登山者も一気に増える。 |
ザレ場で、深く浸食されてしまった登山道。 |
登山道の真ん中に咲いていた、固有種のリシリヒナゲシ。 |
山頂間近。祠が見える。 |
山頂の下の斜面のボタンキンバイの大群落【拡大】 |
青空の下、利尻山北峰山頂の祠より。 |
南峰とローソク岩(南峰は崩落が激しく立入禁止) |
島全体を見渡せ、360度青い海と地平線の大展望。 |
下山する鴛泊港と、海を隔てて礼文島が見える。【拡大】 |
下山途中、分岐を過ぎた辺りの左斜面に数輪咲いていたリシリヒナゲシ |
下山の鴛泊コース。長官山へ向かい降っていく。 |
下山途中、笹原の向こうに見える青い海が印象的であった。【拡大】 |
長官山より。ここからが一番、山容が良く見える。【拡大】 |
第二展望台を過ぎると、樹林帯の下り。 |
第一展望台まで降ってくる。 |
冷たくて美味しいかった甘露水 |
北麓野営場に下山する。公衆電話でタクシーを呼び鴛泊港へ。 |
鴛泊港より礼文島への船に間に合い、その日のうちに礼文島へ渡る。 |
マイズルソウの群落 |
ミソガワソウ |
エゾヒメクワガタ |
ボタンキンバイ(固有種) |
イブキトラノオ |
エゾコザクラ |
キバナノコマノツメ |
リシリヒナゲシ(固有種) |
エゾツツジ |
ヨツバシオガマ |
ウコンウツギ |
チシマフウロとハクサンチドリ |