ゴールデンウイーク、南アルプス林道バスが仙流荘から歌宿まで運行する。バスは歌宿までだが長衛荘で1泊すれば、残雪の仙丈ヶ岳へ登頂出来そうである。GWの中日でもあり小屋も混雑しておらず、久しぶりの山小屋泊でゆっくりと休めた。小仙丈から見えた残雪豊富な小仙丈沢カールが印象的であった。
仙流荘より14時の便で歌宿までバスで登り、歩き始める。 |
鋸岳のギザギザの稜線を見ながら、歩いていく。 |
林道も北沢峠近くなると、雪道になる。 |
本日の宿泊地の長衛荘。宿泊名も10人程でゆっくりと眠れ、翌日へ体力回復出来た。 |
早朝5時過ぎ、アイゼンを装着して仙丈ヶ岳を目指す。 |
二合目付近の樹林帯。木々の間から陽が射す。 |
木々の間から、白く輝く北岳が見える。 |
四合目を通過。 |
樹林帯の登りを二時間歩き、大滝ノ頭に到着。小休憩する。 |
振り向くと、甲斐駒ヶ岳が見える。 |
森林限界に達し、小仙丈ヶ岳へ雪面を急登する。 |
小仙丈ヶ岳からは仙丈ヶ岳への稜線と真っ白なカールが見える。 |
甲斐駒ヶ岳【拡大】 |
残雪豊富な白峰三山。 |
仙丈カールを見ながら、素晴らしい稜線を進む。【拡大】 |
仙丈ヶ岳の後方、残雪多い中央アルプス |
八合目手前のナイフリッジの岩稜へ。迷ったが尾根伝いではなく少し降り巻いて進む。 |
岩稜を緊張しながらトラバースし、八合目で休憩する。山頂へは目の前の急登を過ぎるとあと少し。 |
今回の一番の難所を振り返る。岩稜下をトラバース気味に通過したが、尾根伝いのルートの方が危険度少なく、下山は尾根伝いを進む。 |
山頂付近。真っ白な藪沢カール。 |
痩せ尾根を慎重に進めば山頂へ。 |
難易度は高かったが、残雪の仙丈ヶ岳登頂。 |
山頂から白峰三山【拡大】 |
ゆっくりと展望を楽しみ、下山する。慎重に痩せ尾根を通過。 |
小仙丈へ白い稜線を見ながら歩く。再び、八合目付近の岩稜を通過しなければならない。 |
小仙丈まで降りてくる。難所を通過し一息つき、もう一度カールを眺める。 |
目の前に甲斐駒ヶ岳を見ながら北沢峠へ降る。 |
北沢峠まで降り、あとは歌宿までバスの時間に合わせ下山する。 |