奥穂高〜西穂高縦走

2014年9月19〜20日 曇のり晴

行程
一日目(晴のち曇)
新穂高
白出沢出合
白出大滝
穂高岳山荘(小屋泊)
9:02
10:42
12:45
16:56

二日目(晴)
穂高岳山荘
奥穂高岳
ジャンダルム
天狗のコル
天狗岳
間ノ岳
西穂高岳
西穂高ロープウェイ
5:18
6:10
7:32-7:44
8:55
9:37
10:33
12:01
15:26

天候が安定した9月、念願の奥穂高から西穂高岳への縦走路を歩いてきた。
転落や落石にそなえてヘルメットを購入し、荷物を減らす為、今回は小屋泊にして準備万端で挑む。二日目の縦走時は、風も穏やかななか歩けて、ジャンダルム(フランス語で警護する衛兵という意味)を越えて西穂高岳山頂に着いた時は、難所を越えた緊張感から解放されて充実した達成感を感じた。



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新穂高の登山者用駐車場(無料)から、右俣林道を1時間半ほど歩く。

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白出沢出合まで進み、ここから登山道になる。
 

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はじめは、うっそうとした樹林帯の登り。

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1時間ほど登り、振り向くと笠ヶ岳が見える。

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白出沢に出ると、対岸の岩壁を梯子で登る。
 

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白出沢の岩壁を切り裂いた道を、鎖・梯子を使い進んで行く。

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白出大滝。水量が少なく迫力ない。

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右奥の白出沢に向け進む。

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荷継沢のガレ場を横切る。
 

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ようやく、白出沢まで進んでくる。ここから沢を登りつめる。

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九月中旬ではあるが、残雪が残っている。
 

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岩が重なった急傾斜のガレ沢を登る。稜線上に、小さく穂高岳山荘が見える。

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延々と登ってきたガレ沢を見下ろし休憩。
 

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だいぶ大きく山荘が見えてくるが、なかなか距離が縮まらない。

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右手に、明日登るジャンダルムが見える。
 

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五時前、ようやく穂高岳山荘まで登りつく。小屋泊だから楽ちん!

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夕食を食べて、小屋へ出ると日の入り時間であった。

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久しぶりに、赤く染まる日没を見る。
 

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【二日目】

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御来光前、曇り空で風も強く、天候に不安が残るまま出発する。

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天気が気にしながら、奥穂高への登り。涸沢岳の後方に槍ヶ岳も見える。

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奥穂高岳山頂へ。陽が昇るにつれ、青空も見え始め風も弱くなる。

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奥穂高岳から、陽に当たるジャンダルム【拡大】
 

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奥穂高岳から槍ヶ岳
 

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天気も良くなり、西穂高への縦走路へ。気を引き締めて歩き出す。

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歩き始めて直ぐに、両側がすっぱり切れた岩稜を進む。

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最初の難所「馬の背」。高度感ある痩せた岩稜の降りである。やや信州側を降りていく。

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気にしていた風もなく、足場を確保しながら「馬の背」を通過。高度感もあり一番の難所と思っていたが、意外と恐怖感はなかった。

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馬の背より、登り返し振り返る。
 
 

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馬の背の岩稜を降る登山者。
 

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ジャンダルムが近くなる。手前がロバの耳である。【拡大】

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ロバの耳には登らず、飛騨側を巻いて行く。ここも、高度感あり緊張しながら通過する。

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ロバの耳を過ぎ、ジャンダルムへ【拡大】
 

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ジャンダルムを、信州側より巻いて天狗のコル側への分岐へ進む。

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分岐より飛騨側から岩場を登り、あっさりとジャンダルムの頂へ。

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念願のジャンダルムの頂。山頂の天使の標識。

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痩せた岩稜と奥穂高岳

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笠ヶ岳

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槍ヶ岳方面

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手前にコブの頭と、後方に西穂・焼岳

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コブの頭からジャンダルムを振り返る。

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西穂高への険しい稜線が、まだまだ続く。

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コブの頭から標高300mほど一気に降る。

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落石しないよう、慎重に鎖場を降っていく。

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畳岩尾根の頭付近

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天狗岳の岩壁が、近づいてくる。
 

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中間地点の天狗のコル。並行してきた登山者と無事を祈り、ここで、一息入れる。

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コルから垂直に近い岩場が現れる。足場がなく苦戦する。

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天狗岳への岩峰を進む。

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降ってきたガレた岩稜を振り返る。

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天狗岳から間ノ岳。

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ここより、逆層スラブの岩場の降り。
 

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逆層スラブの降り、振り返る。岩溝で手がかりも多く、慎重に進めば問題なく通過できる。

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間天のコルを過ぎ、1つ目ピークを越えると、間ノ岳の岩峰が見える。

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稜線上にある屹立した二つの岩峰。第二の難所だ。

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鎖を補助に、岩場を三点保持して慎重に登っていく。

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歩いてきた、痩せた岩稜を振り返る。改めて見ると危険な稜線を歩いてきたと思う。

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岩場で狭い間ノ岳山頂。時間に余裕ができ休憩し展望を眺める。

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間ノ岳から西穂の稜線。まだまだ岩稜が続く。
 

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最後の難所、赤石岳越え。
 

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穂高山荘で貰った昼食を食べ休憩。ようやく西穂高が見えてきた。

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赤石岳の岩稜。まだまだ気が抜けない道だ。

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赤石岳への岩稜の登り。あと少しではあるが、鎖場も多く気を引き締め進む。

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赤石岳に立つと、ようやく西穂高岳の頂が見える。
 

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西穂高に12時に到着。登山再開してから、いつかは縦走してみたいと思っていた稜線。西穂山頂にて、感慨がひとしおであった。

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奥穂高への稜線は、ガスが湧きはじめていた。
 

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独標までの岩峰群。もう一度、気を引き締めて進む。

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ピラミッドピークより

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西穂山荘で休憩し、下山する。下山後、達成感が強く帰りの道中も浸っていた。

【下山後の温泉】:平湯温泉 ひらゆの森

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