五月の連休、オオミスミソウとカタクリが咲く新潟県の佐渡島に渡る。観光協会より「大佐渡縦走トレッキングマップ」を送ってもらい計画して、ドンデン山荘で幕営し一泊二日で縦走する事にする。
佐渡島の最高峰の金北山は標高1,172mといえども、五月初旬はまだまだ残雪も多く事前に確認し出発。早朝、車で新潟港に着くも連休の為、駐車するのに手間取り大混雑の中、なんとか出航時間に間に合い佐渡へ渡った。
両津港から予約制バス(ドンデンライナー)に乗り、1時過ぎようやくアオネバ登山口の到着する。 |
歩き始めて直ぐに、淡いピンクのオオイワカガミに出会う。 |
密集して咲いている、オオタチツボスミレ |
少し歩くと、次は道脇にニリンソウが咲き誇る花道が続く。 |
ニリンソウの群落 |
ヒトリシズカ |
色とりどりの花が咲く、アオネバ渓谷の沢沿いを登る。 |
青と紫のエゾエンゴサク |
エンレンソウ |
写真を撮りながら、落合に到着する。 |
落合を過ぎると、シラネアオイの群落の道になる。【拡大】 |
紫が色鮮やかな、シラネアオイ |
シラネアオイが続く道 |
始めて見る、オオミスミソウ |
アオネバ十字路まで、沢沿いを登りつめる。 |
アオネバ十字路 |
残雪残る車道を歩き、今日の宿泊地のドンデン山荘に到着する。 |
山荘の裏手がテント場。到着直後、テントが設営出来ない程の強風であったが、夕方よりおさまり、山荘のお風呂にも入れて熟睡する。 |
ドンデン山荘テント場より朝日が昇る。 |
尻立山へ寄り、これから歩く金北山を眺める。残雪も多い。 |
ドンデン池にも立ち寄る。 |
アオネバ十字路まで戻り、金北山への縦走が始まる。 |
マトネへの登りから、残雪が見え始める。 |
展望開ける、マトネの頂。 |
マトネより、展望の良い稜線を歩いていく。 |
砂地が多い稜線を、金北山を見ながら進む。 |
海が近く、稜線からは外海・内海が良く見える。(両津港と加茂湖) |
真砂の峰より。気持ちのよい山頂で、大休憩。 |
紫が鮮やかなオオミスミソウの大株 |
カタクリが咲く、稜線道 |
天狗の休場を過ぎると残雪も多くなり、金北山へ最後の登りとなる。 |
ステップとロープを頼りに、雪壁を登っていく。 |
雪壁を登り切ると、山頂が見えてくる。 |
建造物が沢山あり、山頂っぽくない金北山山頂 |
トレースをたどり、天狗岩への降り口。 |
降り始めてすぐ、歩きずらい枝ヤブの道となる。 |
天狗岩まで降ってくる。 |
天狗岩付近からは、道脇にオオミスミソウとカタクリの群落が至るところに現れる。オオミスミソウが、一番咲いていた場所であった。 |
カタクリの大群落 |
青紫のオオミスミソウ |
白いオオミスミソウ |
薄紫のオオミスミソウ |
神戸岩 |
新緑の道を、横山登山口へ。 |
カタクリの大群落の道【拡大】 |
合流点近くにも、オオミスミソウが咲いている。 |
横山登山口合流点。ここより、道が狭くあまり歩かれていない。 |
合流点より1時間ほどで車道にでる。ここからバス停まで歩く。両津港に戻ると、ジェットフォイルの出航時刻に間に合い、佐渡をあとにする。 |