空木岳〜越百山縦走

林道を走り、登山口の伊奈川ダム上に到着する。数台しか停まっていなかった。７時過ぎ歩き始める。

先に空木岳か越百山か迷ったが、空木岳から越百山へ向かうルートをとる。林道１時間ちょっと歩き、金沢土場を通過する。

林道を歩き、９時にうさぎ平に着く。ここより、登山道になる。

途中の仙人の泉で水分補給し、八合目の展望台まで登ってくる。

八合目を過ぎると、山腹を巻いて進む。木々の間から空木岳が見えた。

山腹の小沢に流れる、義仲の力水。まだ水は流れていた。

空木岳への登り、木曽谷からガスが湧き始め、気温が急激に下がる中、山頂を目指す。

空木岳山頂直下の岩稜。急な岩場もあり、ホールドを頼りによじ登る。

空木岳山頂に着く頃にはガスで真っ白に。寒さもあり、急いで駒峰ヒュッテへ降りる。

山頂近くの駒峰ヒュッテ（管理人はいない）。中はきれいで、本日の宿泊者は１０名程。

夜明け前、明るくなり小屋の外へ出ると、南アルプスの後方から赤く染まり始めている

夜間、寒さもあったが、快適に過ごせた駒峰ヒュッテを後にする。

昨日とは打って変り、360度見渡せる空木岳山頂。これから歩く、南駒ヶ岳への稜線。

稜線を歩き始めると、木曽谷から風と霧が湧きはじめ、ハイマツも凍り付いている。

赤椰岳への稜線、増々と風や霧で視界悪くなり不安な中歩いていく。
　

赤椰岳山頂の岩陰で休んでいると、頭上が明るくなり、みるみるうちに青空が広がっていく。目の前に南駒ヶ岳が現れる。

眼下に小屋後方の崩落が進行している、摺鉢窪もしっかりと見える。

陽が当たり暖かくなり始め、南駒ヶ岳へ楽に登れそう。赤椰岳と南駒ヶ岳のコルより。

仙涯嶺への難所！岩壁をトラバースする。それほど危険な個所はないが慎重に進む。

越百小屋へと降る尾根道。遠くからでも赤い屋根の越百小屋が見えた。

林道にでる。ここから、４０分程で駐車場へ下山する。