今回の目的のひとつである夕張岳は、ユウバリソウ・ユウパリコザクラなど、この山の名のついた高山植物がある。登山口までのアクセスに難があり、山開きの日に林道のゲートも開き、林道自体も崩落地がある為、登山口まで7キロも手前から歩かなければならない。
前日、夕張市内のホテル「シューパロ」で一泊し、早朝に登山口まで7キロ手前の林道ゲートの駐車場に到着する。天候は快晴であったが、6月に入ってから気温が高く花は見頃を過ぎていた。
崩落地がある為、林道を7キロ歩く。ゲートを通過し足早で歩き始める。 |
20分ほど林道を歩くと、ユウパリコザクラの会の軽トラにヒュッテまで乗せてもらう。 |
登りは、馬の背コースを進む。樹林帯の急登が続く。 |
予定より早く、冷水コースとの分岐に着く。 |
シラネアオイが咲きほこる石原平に到着する。【シラネアオイの道:拡大】 |
望岳台で小休憩。前岳を仰ぎ見る。 |
憩沢への道筋、初めて残雪がでてくる。 |
前岳湿原に到着する。前方に広大な景色が広がる。【前岳湿原と夕張岳:拡大】 |
ガマ岩を見ながら、湿原を進んで行く。 |
ガマ岩の横を通過する。 |
ウコンウツギが咲く道。 |
蛇紋岩崩壊地に到着する。ユウパリコザクラは見当たらず通過する。 |
高山植物と展望の湿原を、気分よく進んでいく。 |
ユウバリソウが咲く、蛇紋岩の砂地「吹き通し」に到着する。 |
吹き通しの砂地に咲く、ユウバリソウ。【拡大】 |
全体的には終盤だが、見頃な花も何株かある。【拡大】 |
吹き通し付近、チングルマの群落 |
ユウパリアズマギク |
吹き通しを過ぎると、山頂はもうすぐ。 |
展望の良い、夕張岳山頂。 |
湿原と前岳方面 |
北側の芦別岳方面 |
下山も湿原を進む。 |
ユウパリコザクラの情報を聞いて、蛇紋岩崩壊地に確認に!【拡大:砂地の遠くに咲いていた】 |
下山は、冷水コース。歩き易くCTより早く降る。 |
帰路は、長い林道を歩き下山する。 |