日高山脈の最高峰の幌尻岳は、登山口までのアクセスが難しく宿泊場所が少ない為、百名山の中でも最難関と言われています。八月の台風の影響で登山口までの林道が通行止めが続いていたが、額平川コースのみ第二ゲートまで林道が開通、額平川コースから山頂を目指しました。額平川を渡渉するために購入したモンベルの沢靴・トレッキングポールを用意し準備万端で挑んだ。
今回はフェリーを利用して車で小樽に上陸、前日「道の駅:むかわ四季の館」で車泊してシャトルバスの発着場所のとよぬか山荘に向かいました。
とよぬか山荘からシャトルバスで林道を1時間、第二ゲートから歩き始める。 |
バスを降りて、長い林道歩きが始まる。 |
ようやく北海道電力取水施設に着く。ここから登山道に入る。 |
直ぐに、鎖のあるへつり場所にでる。足場が少なく滑る易い。落ちないよう慎重に進む。 |
沢靴に履き替えていると、バスに乗ってきた登山者と合流する。ここから、協力して進んで行く。 |
二度目の渡渉ポイント。協力して進んで行き、安心でき心強かった。 |
急流になり、唯一の橋を渡る。 |
沢水の中の歩きにも慣れ、楽しく進んで行く。 |
水量はやや多め?腰近くまである渡渉。トレッキングポールで支えて渡る。 |
最後の渡渉ポイント。15回以上は渡渉し、ここが一番水深が深かった。 |
沢歩きを二時間進み、幌尻山荘に到着する。天気も持ちそうなので、本日うちに山頂を目指す事にする。 |
再び登山靴に履き替えて、樹林帯の急斜面を登り幌尻岳へ。 |
尾根近くまで登ってくると、戸鳶別岳・北戸鳶別岳が見えてくる。 |
命の水を過ぎ一登りすると、気持ちの良い尾根道になる。 |
尾根道からは、左に広大な北カールと、その先に大きな山容の幌尻岳を見ながら歩く。 |
北カールと戸鳶別岳【拡大】 |
ミヤマリンドウ |
チシマギキョウ |
山頂へ向けての北カールの尾根道 |
山頂へ最後の登り。 |
ようやくたどり着けた、幌尻岳山頂。 |
カムイエクウチカウシ山方面 |
肩へと続く稜線。ウラシマツツジが紅葉してい。 |
30分程山頂で眺めを楽しみ、降り始める。 |
北カールの美しい曲線を眺めながら降る。 |
17時過ぎ、山荘まで降りてくる。この日は、ほぼ満室状態であった。 |
あまり眠れない中、6時にゆっくりと出発。下山は単独の為、赤旗を見落とさないよう渡渉する。 |
渡渉以外は、このような沢沿いの道を降る。 |
慣れもあり、渡渉が楽しくなり始める。 |
羆にも出会わず、十一時のシャトルバスの時間に合わせ下山できた。 |