昨年・一昨年、途中で撤退した薬師岳から室堂までの縦走を、ようやく歩く事ができました。長丁場の縦走路で、特に二日目の薬師峠から五色ヶ原まではアップダウンが何度もあり、夜明け前に出発しギリギリ陽が沈む前に五色ヶ原のテント場へ到着できた。
紅葉が見頃であった大日岳までも縦走ができ、下山後に達成感がすごくありました。
立山駅付近の無料駐車場に駐車し、電車とバスを乗り継ぎ、薬師岳登山口の折立より歩き始める。 |
何度も歩いている登山道。五光岩付近、曇り空で薬師岳も雲の中。 |
ガスが湧き出て、風も強くなる。 |
太郎平小屋に到着する。薬師岳方面。 |
薬師峠のテント場へ向かう。 |
初日のテント場の薬師峠。清潔なトイレ・水場もあり快適なテント場。 |
5時過ぎ、暗いうちに出発。30分ほど歩き、明るくなり始める。今日は、五色ヶ原まで行く予定。時間を気にしながら進んで行く。 |
草紅葉している、薬師平まで登ってくる。 |
陽が昇るも雲が多い。まずは、薬師岳山荘を目指して登る。 |
霧の中、薬師岳山荘が見えてくる。予定より少し早く到着する。 |
水分補給していると、晴れ間も見え始める。昨日登ってきた折立への尾根が見えた。 |
山頂への稜線。頭上を見ると青空も見える。 |
薬師如来像が安置されている、薬師岳山頂。山行の無事を御参りする。 |
ガスの中、30分程晴れ間を待っていると、徐々にガスが取れ始め、北薬師岳と金作谷カールが姿を現す。【拡大】 |
十分展望を堪能してら、北薬師岳へ向かう。 |
岩稜の稜線は、北薬師まで近いようでなかなか着かない道のり。 |
予定より少し遅く、北薬師に到着。薬師岳と金作谷カールが素晴らしい。 |
北薬師からは、スゴ乗越小屋まで長い下りの尾根道。 |
間山付近の池より、降ってきた尾根を振り返る。 |
スゴ乗越小屋へ、正面のスゴの頭と越中沢岳を見ながら降る。 |
スゴの頭と越中沢岳の登り返しが、遠目からもきつそうに見える。 |
11時の予定より、若干早く到着できた。ちょうと、小屋締めの日であった。お昼を食べ、これからの長い行程を気を引き締めて、出発する。 |
スゴの頭、東側斜面。紅葉が進んでいる。 |
スゴ乗越まで進む。ここから縦走中一番きつい、アップダウンが続く道になる。 |
スゴの頭まで標高250mほど、大きな岩が多い急坂を一気に登る。 |
スゴの頭まで登ってくるが、ガスが湧いてきて視界不良。 |
次のピーク、越中沢岳へ向け大下りする。 |
ガスの中、越中沢岳の急登が見えてくる。。 |
急登を登っていると、道中に急に雷鳥が現れ一息つける。 |
越中沢岳山頂が見えてきた。 |
14時半、越中沢山頂にたどり着けた。予定通り。 |
山頂から歩いてきた稜線と遠くに薬師岳。 |
最後のピーク蔦山へ、広い稜線を降っていく。 |
蔦山へ向かう道のり。 |
蔦山へ、なかなか山頂が見えないが、途中で雷鳥に二度も出会う。 |
16時半、ようやく蔦山山頂に着く。遠かった五色ヶ原がやっと見える。 |
蔦山山頂より。ガスが迫る越中沢岳。 |
17時、五色ヶ原山荘が見えて安堵する。 |
蔦山を振り返る。 |
明るいうちにテント場へ。五色ヶ原はチングルマが紅葉していた。 |
三日目の朝。天気予報では雨、どんよりした曇り空の中を出発。 |
チングルマの紅葉 |
ザラ峠への降り。ガスが湧きはじめる。 |
獅子岳へ登り返す。 |
雷鳥が六羽現れる。 |
晩秋の五色ヶ原【拡大】 |
獅子岳を越え、鬼岳・龍王岳へ。 |
龍王岳に着くと、とうとう雨が降りだしてくる。 |
一ノ越山荘で雨具を着込み歩き出す。 |
室堂への降り。 |
雨の中、13時過ぎに雷鳥平テント場にたどり着く。 |
夕方、雷鳥沢ヒュッテで久しぶりのお風呂に入る。疲れが抜ける。 |
昨日の雨も上がり、沢を渡り大日岳へ向かう。 |
紅葉の立山三山 |
紅葉の道を稜線まで登る。 |
紅葉の雷鳥平 |
稜線に上がると、朝日にあたる奥大日岳が見える。 |
奥大日岳への稜線。 |
紅葉した斜面と弥陀ヶ原 |
奥大日岳への稜線 |
稜線上から、弥陀ヶ原と称名廊下へと続くX字谷がよくわかる。 |
狭い山頂で展望抜群。 |
ここからは、均整の取れた剱岳が大きく見える。 |
山頂から少し進むと、急峻な下りになる。 |
長い梯子を降るとコルに立つ。 |
中大日・大日岳へと続く。 |
紅葉の稜線が続く。 |
弥陀ヶ原と立山連山 |
巨岩が重なる七福園 |
振り返ると、立山から剱岳まで一望【拡大】 |
大日小屋と最後のピークの大日岳 |
称名廊下から称名滝への岩壁を見下ろす。 |
大日岳山頂からは富山平野と富山湾が近くなる。 |
大日岳から剱岳 |
小屋締め中の大日小屋 |
大日平への大下り。 |
降りも緩やかになると木道が現れる。 |
大日平から、降ってきた大日岳。カール地形の山容。 |
大日平山荘で休憩。小屋裏から不動滝が見える。 |
大日平をのんびりと降る。 |
牛首から、再び急勾配の降りになる。 |
降り途中より、称名滝の断崖絶壁。 |
大日岳登山口へ下山。四日間の縦走が終了する。 |
最後、称名滝を見学。 |