烏帽子〜槍〜燕岳

タクシーで高瀬ダムまで入り、ここから中房温泉までの縦走路のスタートです。

トンネルを通過し沢を二度渡ると、烏帽子岳登山口のブナ立尾根の登り口に着く。

高山植物が目につくと、烏帽子小屋に着く。予定時間より早く到着する。

小屋より三ッ岳方面へ少し進むとテント場。設営後、烏帽子岳へ向かう。

山頂岩峰の鎖場を登れば、烏帽子岳山頂。山頂先端は人ひとりがやっと！

二日目、ひょうたん池の脇を通り、裏銀座の縦走路が始まる。

三ッ岳の登りより、右手は昨年歩いた薬師から五色ヶ原への稜線が朝日に照らされている。

真砂岳を過ぎると、稜線上には高山植物が咲き誇る。

水晶小屋でカップ麺を頼み、歩いてきた野口五郎岳への稜線を眺めながら休憩。

鷲羽岳より降り、三俣小屋に着く。天気ももちそうな為、双六小屋まで行くことにする。

巻き道は双六岳分岐まで、残雪とお花畑が広がる道が続く。

長い巻き道を進み、眼下にようやく小屋が見えてきた。

小屋は大きく食事もできた。テント場も広く平坦で、ゆっくり休めた。

三日目の早朝曇り空、テント場から笠ヶ岳が見えるも槍ヶ岳方面は厚い雲の中である。

樅沢岳山頂。晴れていれば、槍から鷲羽まで展望抜群だが、ガスの中で展望ない。

槍ヶ岳を見ながら西鎌尾根を登りたかったが、ガスで何も見えない。

左俣岳を通過し、ガスの隙間から槍の穂先が見える。

だんだんと青空も見えてきて、槍ヶ岳が見え始めた。

小さなピークを何度も通過して、岩稜の稜線になると千丈沢乗越が近くなる。

千丈沢乗越に到着。ここからいよいよ槍への登りが始める。

青空が見える中、槍の肩へガレ場を四百メートル程の登りになる。

山頂への鎖場・梯子は、大渋滞でなかなか進まず。

ヒュッテ大槍からも岩場と梯子の繰り返し、慎重に降っていく。

長い岩場を降りきり、ようやく水俣乗越まで来る。

水俣乗越を越えても、痩せ尾根のアップダウンが続く。

最後の急登を登り切り、西岳ヒュッテへ到着する。小屋で受付して、五分程先の展望良いテント場へ。

大天井ヒュッテに到着。山頂へ向かうため小屋裏の砂地を登っていく。

大天井岳山頂。歩いてきた裏銀座の稜線が見える。

燕岳へ向かう砂礫地には、コマクサが一斉に咲いていた。

燕山荘に到着。ここで、稜線歩きも終わってしまう。

ゆっくり合戦尾根を降り下山。四日間無事に歩く事が出来た。