岩手県の最高峰である岩手山は、東斜面のみが美しく裾を引くことから『南部片富士』と呼ばれています。活火山の岩手山の東側の裾野には、国の特別天然記念物でもある「焼走り熔岩流」が広がっていて、初めて登る今回は「焼走りコース」から登ることにしました。噴出口跡の先の火山礫には、コマクサロードが続いていて、山頂の御鉢ではタカネスミレの大群落が見られました。
焼走岩手山登山口 |
熔岩流跡の脇に沿って延びている登山道、新緑が鮮やか。 |
火山礫に浸食された道を登っていく。 |
第二噴出口跡の溶岩台地より。 |
樹林帯を終えて、砂礫帯へ向かう。 |
第1噴出口跡を過ぎるとコマクサロードに入る。 |
【火山砂礫の斜面に咲くコマクサの大群落】
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【拡大】 |
再び樹林帯に入り、山腹を巻くように登っていく。 |
平笠不動避難小屋近くなると、岩手山が大きく見える。 |
平笠不動避難小屋手前、シラネアオイの群落。 |
色鮮やかなシラネアオイ |
平笠不動避難小屋 |
ここよりオオバキスミレが登山道脇によく咲く。 |
火山礫の急登を登り切ると、岩手山外輪山に着く。 |
外輪山まで登ると、噴火口が望める。 |
最高地点の岩手山山頂(薬師岳) |
時計回りで御鉢巡り。盛岡市内が見渡せる。 |
火口原東側にはタカネスミレの大群落がある。圧巻!【拡大】 |
火口に咲く、タカネスミレ |
不動平からの道と合流すると、登山道脇に石仏が並んでいる。 |
御鉢を一周し、ツルハシまで降ってくる。 |
下山も、コマクサを見ながら降る。 |
少し道を外れ、溶岩流から岩手山を望み下山する。 |