仙人池に映る紅葉の裏剱は、写真の題材にもよく取り上げられる憧れの絶景です。以前から計画していたが、ようやく今回訪れる事が出来ました。室堂から歩き始め剣沢を降り、池の平から仙人池へ。三日目の朝は晴れわたり、平の池と仙人池から見る景色は素晴らしく記憶に残りました。帰路は、ハシゴ谷乗越を越えて黒部ダムへ降るルートで下山しました。
一日目は雷鳥沢までの為、13時頃に扇沢から室堂へ向かう。霧雨の中、黒部ダムを通過する。 |
16時、濃霧の室堂から30分程あるき雷鳥沢へ。 |
濃霧で視界不良だが、周辺は紅葉しているのがわかる。 |
小雨が降る中、雷鳥沢テント場に到着する。この日は雷鳥沢ヒュッテで温泉に浸かり、ゆっくりと休める。 |
曇り空のテント場から立山連峰。 |
草紅葉の登山道、剱御前への上り坂。 |
雷鳥沢は草紅葉のグラデーションが見事【拡大】 |
雷鳥坂を上り劔御前小舎に到着。 |
剱沢への降り、雲に隠れていた剱岳が徐々に見え始める。 |
上空の雲がはれ、青空の中で剱岳が現れる。 |
剱沢上部。剱沢雪渓へ降っていく。 |
降り始めは天気も回復し、剱沢の降りも気持ちよく歩いていく。 |
上部の小滝、黒ゆりの滝 |
剱沢雪渓が現れる。 |
始めは雪渓右沿いを降り、雪渓に入る。 |
難ルートの剱沢。ルートを確認して進んで行く。 |
一枚岩のトラバース。ロープと足場を頼りに横切る。 |
雪渓にはクレバスも見える。 |
雪渓下部は円形の空洞が目立つ。 |
真砂沢ロッジに降り、一息つき昼休憩。 |
二股まで沢沿いを進む。 |
鎖のかかったへつりがでてくる。足場狭く、慎重に進む。 |
二股の吊橋で一休みし、登りに備える。 |
直ぐに、仙人新道の急坂が始まる。500mを登り返す。 |
途中より尾根伝いの登りになる。 |
曇り空だが、紅葉が鮮やか。 |
仙人池との分岐まで登りつく。ここから、宿泊地の池ノ平へ向かう。 |
ガスの中、池ノ平小屋へ到着。 |
小屋裏のテント場 |
夕暮れ前、平ノ池方面が望めた。 |
目を覚ますと心配していた天候も回復し、迫力ある八ッ峰がくっきりと見える。 |
撮影しに平ノ池へ降りていく。 |
平ノ池から眺める紅葉の八ッ峰【拡大】 |
池の水鏡に映る紅葉の八ッ峰 |
仙人池へ向かう途中、何度も振り返り八ッ峰を眺めてしまう。 |
最高の天気になり仙人池へ。 |
【仙人池から八ッ峰】
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【拡大】 |
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昨日登った、仙人新道の降りより八ッ峰を再び望む。 |
念願の八ッ峰も撮影出来て、気分もよく尾根道を降っていく。 |
仙人新道は紅葉がちょうど見頃。 |
ハシゴ谷乗越へ、剱沢を渡り登り返す。 |
ハシゴ谷乗越へは、涸れた沢筋を登っていく。 |
ガレ場を過ぎ、乗越近くになるとハシゴもある急登に。 |
この辺りも、陽に当たり紅葉が鮮やか。 |
ハシゴ谷乗越から内蔵助平を見下ろす。 |
ゴーロ帯を進み内蔵助谷へ。 |
沢に出て休憩。 |
大タテガビンの岩壁 |
内蔵助谷の降りも、両岸が切り立った岩壁の険しい降りが続く。 |
丸山東壁 |
ようやく、内蔵助谷出合まで降ってくる。道も良くなり一息つける。 |
黒部渓谷の美しい景色を見ながら黒部ダムへ。 |
ダム下から、最後の登りをバスの時間に合わせ速足で登り切る。 |
【下山後の温泉】:大町温泉 薬師の湯