雪解け直後6月中旬〜下旬に咲く、北岳の特産種で山頂付近の南東斜面に群生する「北岳草」。何年も前から見たみたいと思い、梅雨の晴れ間を待って行ってきました。
休みの都合で、広河原までの南アルプス市営バスが6月22日からの運行の為、乗る事ができず、行きは夜叉神ゲートより長い林道を歩いて広河原まで向かいました。
広河原までバスが開通してなく、広河原まで4時間近く林道歩き。ヘッドライトを点け夜叉神峠トンネルから進んで行く。 |
トンネルを通過し、野呂川の深い谷を見ながら歩いていく。 |
長い長い、林道歩き。 |
ようやく広河原のゲートに着く。 |
広河原から北岳を望めた。 |
登山道に入ると、新緑がきれいだ。 |
大樺沢との分岐、御池小屋を目指す。 |
御池小屋までの急登。両足に水泡のようなものが出来て歩くペースがあがらない。 |
少し時間をオーバーしたが、無事に白根御池小屋に着く。 |
小屋前に幕営。この日は一張りのみ。 |
快晴の朝、空身で北岳山頂と北岳草群生地を目指す。 |
草すべりの急登。身軽もありペースも上がる。 |
道端には高山植物が咲き、頭上はダケカンバの登り坂。 |
右俣分岐前のシナノキンバイの群生地が現れる。 |
右俣分岐 |
このあたり一帯、シナノキンバイが良く咲く。 |
稜線への上り坂。道端にはお花がいっぱい。 |
稜線手前の残雪も今年は少なく、稜線にでると仙丈ヶ岳が目の前に。 |
肩の小屋へ、高山植物が咲き乱れる稜線道。 |
紫色のオヤマノエンドウが岩肌上に色鮮やか。 |
ハクサンイチゲ・オヤマノエンドウ・ミヤマキンバイ |
肩の小屋。快晴で気分も上がってくる。 |
小屋より岩稜を登ると、山頂が見えてきた。 |
7時半、まだ誰もいない北岳山頂。 |
北岳から甲斐駒と後方に八ヶ岳【拡大】 |
北岳から富士山。 |
山頂から間ノ岳へ続く稜線。吊尾根分岐へ向かう。 |
北岳草群生地がある、北岳山荘への巻き道へ降っていく。 |
巻き道入ると、すぐに北岳草を見つける。ハクサンイチゲと乱立していて見分けにくい。 |
巻き道は、北岳草とハクサンイチゲが咲き誇る。 |
【北岳草】
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【拡大】 |
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引き返す途中、山頂付近から北岳草と間ノ岳。 |
甲斐駒を見ながらの稜線歩き。 |
キバナシャクナゲ |
右俣コースの降りから、北岳を仰ぎ見る。 |
タカネグンナイフウロ、二俣周辺より。 |
ミヤマハナシノブ |
二俣から、残雪残る大樺沢。 |
白根御池に戻ってくる。テントを回収し無事に下山する。 |
【下山後の温泉】:天恵泉 白根桃源 天笑閣