槍ヶ岳の絶景スポット「天狗池」へ。上高地から槍沢を登り詰め、2350m地点より左へ巻くように進むと標高2500m地点に天狗池があります。 紅葉の時期に、天狗池越しの槍の写真を撮りたかったが、紅葉の見頃の時期には、今年は少し早かったようです。天気もよく逆さ槍も見れて満足はしていますが、もう一度訪れて見たい。 涸沢も今年は、紅葉が遅いようで時期があわなかったようです。今回は、10年ぶりに大キレットも縦走ができて、歩きごたえはありました。
初日、晴天の上高地。 |
徳沢へ向かう道より、梓川の河原。 |
昼過ぎ、徳沢に着く。徳沢園の食堂でお昼休憩。 |
青空の中、横尾へ進む。 |
横尾を過ぎ槍見河原にて、穂先が拝めた。 |
槍沢沿いの道を進む。 |
槍沢ロッジにて、テントの受付を済ませテント場へ。 |
ロッジより40分程登り、ババ平のテント場に到着。テント場は混雑し、何とか張れる場所を確保。水場・トイレあり。 |
二日目、晴天の朝。メインルートを歩くので天候よく良かった。槍沢を上り詰めて行く。 |
大曲りの分岐を通過。 |
徐々に登りが急になっていく。 |
色づいた木々も、ちらほら見えるが、今年は紅葉の進み具合は遅く、これからの様子。 |
天狗原の分岐。ここより左へ、山腹を巻いて進んでいく。 |
ガレ場が現れ、トラバースしていく。 |
岩礫の斜面を過ぎ、振り返るとよい感じで槍ヶ岳が見える。 |
天狗池へガレ場を登っていく。 |
尾根を越えると、真下に天狗池が見える。思っていたより小さな池。 |
天狗池から槍ヶ岳。「逆さ槍」も現れる。 |
天狗池周辺の紅葉。1時間ほどのんびり滞在。 |
天狗池より南岳へ。右下に天狗池が見える。 |
横尾尾根のコルまでの斜面、紅葉が見頃を迎える。 |
紅葉の中の登り。 |
「天狗原カール」と呼ばれる圏谷地形の岩塊群の中を登っていく。 |
天狗原上部の斜面 |
ナナカマドの紅葉と槍ヶ岳 |
横尾尾根のコルまで登る。これから登る、南岳への岩稜が見えてくる。 |
稜線近くなると、岩稜険しくなり高度感のある梯子が現れる。 |
梯子・鎖場が続く岩稜を見下ろす。 |
槍穂高主稜線に到着する。 |
南岳へ向かう。 |
南岳山頂から穂高連峰。 |
南岳小屋で、ラーメンとコーラを頼んで笠ヶ岳を見ながら休憩。 |
休憩後、気を引き締めて大キレットへ。ルンゼ状のガレ場の急降下が始まる。 |
大キレットと北穂 |
梯子と鎖場のある岩壁を降って振り返る。 |
大キレットの痩せたガレ場の稜線を進む。 |
鞍部から常念岳 |
長谷川ピークへ岩稜を進む。 |
切り立った岩壁が長谷川ピークの頂。 |
長谷川ピークより南岳。 |
長谷川ピークからの下りが、大キレットの最難所で、特に飛騨側が高度感あり緊張する。ナイフリッジの岩稜の上を降って進みます。 |
ナイフリッジの岩稜から飛騨側へ急峻な岩場の降る。三角支持を守り進む。 |
最難所の通過し、痩せた岩稜を振り返る。 |
A沢のコルに着き、一息つきこれから登る北穂の岩峰を見上げる。 |
北穂の登りより、ガスに包まれる長谷川ピーク。 この後、飛騨側より雲がわき天候崩れ、あっという間に霧に包まれる。 |
「飛騨泣き」と言われる難所の岩場。足場も少なく、腕力で登りきる。 |
落石に注意し、最後の急登を登っていくと、目の上に小屋が見える。あとひと踏ん張り! |
北穂小屋でコーヒーを注文し、テラスで休憩。あとはテント場までだ。 |
北穂高岳山頂より前穂と北尾根。 |
17時過ぎ、ようやくテント場に到着する。 |
三日目の朝。霧が深く、今にも降り出しそうな天気。涸沢に降り始める。 |
降るにつれ、ガスがとれ涸沢カールが見える。 |
南陵下部の長い梯子。 |
涸沢ヒュッテまで降ってくる。 |
涸沢カールの紅葉は三〜五分ほど。これからの様子。 |
ナナカマドの赤い葉。 |
土曜日の為、続々と横尾から登ってくる。混雑の中、本谷橋で休憩。 |
横尾の吊橋まで降ってくる。上高地までのんびり歩き下山する。 |
【下山後の温泉】:さわんど温泉 梓湖畔の湯