飯豊連峰縦走

2021年8月1〜3日 

行程
一日目(曇のち晴)
飯豊山荘
温身平
石転び沢出合
中の島
梅花皮小屋(幕営)
8:47
9:09
11::59-12:40
14::43-15:17
16:44

二日目(晴)
梅花皮小屋
梅花皮岳
烏帽子岳
御手洗の池
御西小屋
飯豊山
本山小屋(幕営)
6:30
7:14
7:44
8:55
10:56-11:59
13:29-14:00
14:12

三日目(晴)
本山小屋
飯豊山
宝珠山
千本峰
休場の峰
長坂清水
桧山沢吊り橋
飯豊山荘
6:50
7:12-7:30
9:55
12:30-13:00
13:50-14:15
15:24-16:15
18:15-18:35
19:34

当初は、北アルプスの雲ノ平を予定していましたが、天気予報ではどっちとも言えず微妙であった為、確実に晴れ予報の飯豊山に変更しました。
主稜縦走は2011年の秋に訪れて以来で、その時はガスの中を歩いた思いしかなかったが、ようやく晴天の中を歩けました。登ってみたかった「石転び沢」から上り、「ダイクラ尾根」へ降りました。 三日目、余裕を持って降ったダイクラ尾根でしたが、暑さと水分不足で熱中症の症状が現れ、予定時間より大幅に遅れて下山しました。久しぶりのテント山行で、とにかく大きな怪我なく下山でき本当に良かった。




【一日目】

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湯沢のゲートを越えて、温身平までブナ林の中を林道歩き。

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温身平で、稜線を見ながら休憩。
 

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砂防ダムから登山道となる。

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沢沿いの、ブナ林の道。

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深い谷間、沢沿いや高巻きしながら進んでいく。
 

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崩壊個所を通過。アップダウンもあり、暑さな中なかなか進まず。

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石転び沢雪渓の末端まで登ってくる。雪渓の冷気が流れ込んでくる。

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所々、雪渓に空洞ある。この先は、気を付けて登らければ。

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雪が溶けた場所からは、高山植物が咲き始める。

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咲き始めの、ハクサンコザクラ。

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これから登る、石転び沢を見上げアイゼンを付け準備。 トレースも見当たらず、今日は誰も登っていない様子。

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クラックや落石を注意しながら、危険地帯をみき分けながら慎重に登っていく。
 

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緊張の中の登り、左岸の小滝が癒される。
 

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雪渓登り中、上空よりガスが舞い降りて視界悪く、GPSで位置を確認しながら進んでいく。

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雪渓上部、大きな落石も多く見える。
 

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一段と急斜面になると、中の島と思われる陸地が見えてきた。

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雪渓も終わり、アイゼンを外して一息つき休憩。登ってきた、石転び沢を見下ろす。

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中の島からの登りで上空を見上げると、青空が見える。

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上層部の雪渓のトラバースは雪が解けていて、難なく通過できた。

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稜線間近の斜面、黄色いミヤマダイコンソウ・シナノキンバイが沢山咲く道。

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梅花皮小屋手前の雪解けの小川、脇には高山植物が咲いている。

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ハクサンコザクラなど
 

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梅花皮小屋に着くと。稜線上は晴天であった。高山植物も咲き乱れていて疲れが飛んでいく。
 

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本日の宿、梅花皮小屋のうえの台地にテントを張る。梅花皮小屋周辺は水場あり絶景だが5〜6張で一杯に。

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【二日目】


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早朝のテント場より。斜面一面に咲くイブキトラノオと北股岳。【拡大】

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歩き始めると、みずみずしいヒメウスユキソウの大群落が至る所に見られる。

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振り返ると、朝日に照らす北股岳と梅花皮小屋が見える。

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梅花皮岳の登りは、今山行で一番の花畑。山頂までイブキトラノオ延々と咲き乱れている。

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快晴の梅花皮岳山頂。

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北股岳から門内岳への稜線。

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烏帽子岳へ花々が咲く稜線を歩く。

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稜線上にはコバイケイソウも多く咲いている。

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道端に青く咲く、イイデリンドウ。
 

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烏帽子岳山頂からも大展望。御西岳への稜線。
【拡大】

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稜線上はイブキトラノオなど百花繚乱。

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大日岳を見ながの稜線歩き。

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御手洗の池、暑すぎ休憩を何度も。

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前回来た時は何も見えなかった、天狗の庭。

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天狗の庭、ハクサンシャジャンの群落。

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残雪が残る飯豊山。

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お花畑の先に、御西小屋が見えてくる。
 

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暑さで大日岳を諦め、御西小屋でお昼を食べ大休憩する。

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歩いてきた稜線を振り返る。

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コバイケイソウと大日岳【拡大】

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草月平。この辺りも高山植物が豊富。

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飯豊山手前の、駒形山から。

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二度目の飯豊山山頂。暑さで、予定より大幅に遅れてしまう。

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御西岳への広大な稜線。
 

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本山小屋へ向かう。
 

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小屋より五分程降るとテント場が見えてくる。夕方より風強く、深夜に何度か目が覚めてしまう。

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【三日目】


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早朝外をのぞくも、風強く濃霧が続く。今日は下りのみの為、時間に余裕あると思い少し遅らせ出発する。

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歩き始めると頭上に陽がさし山頂に着く頃には、ガスが消え稜線が見えてきた。
 

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これから降るダイクラ尾根。

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降り始めてすぐ、虹が現れ足を止める。

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快調に降り、宝珠山が近くに見えはじめるがここからが長い。

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ここから、滑りやすい急斜面を降る。整備後だが、滑りやすく難儀する。

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難所を降り振り返る。一息つくが、暑さでバテ気味に。

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ザレ場の斜面のトラバースも難なく通過。
 

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宝珠山付近より、歩いてきた飯豊連峰の稜線。

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宝珠山手前のハクサンコザクラの群落。

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宝珠山山頂は手前で巻いて、まだまだ長いダイクラ尾根を見下ろす。 このあたりより、暑さと脱水症状でちょくちょく休憩しながら進む。

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ようやく千本峰の岩峰が見えてくる。水分も残り少なくなり、完全に足が止まってしまう。
 

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休場の峰を過ぎると、樹林帯に。 日差しはさえぎれるも、熱中症の症状がではじめる。長坂清水の水場を頼りに怪我をしないようゆっくり降る。
 

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頼りの長坂清水に着く。水場は、ロープがある急斜面をここから5分程。 水滴が落ちる程度だったが、これだけでも生き返る。遅くなっても良いのでゆっくりと休んだ。

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明るいうちに、桧山沢の吊り橋まで降ってこれた。安心し、水辺で休憩し体を冷やす。

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暗くなる中、林道を進み下山する。遅くなったが、無事に下山でき良かった。

【飯豊山で見られた高山植物】

イワイチョウ

シナノキンバイ

マツムシソウ

タカネナデシコ

ハクサンフウロ

チングルマ

ニッコウキスゲ

アキノキリンソウ

イイデリンドウ

ミヤマリンドウ

ヒメウスユキソウ

イワカガミ


【下山後の温泉】:道の駅関川「桂の関温泉 ゆ〜む」

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